先日、ある日本人の知り合い(マック使い)と話していたら、彼は英和にエキサイト辞書を使っている言っていて驚いた。素人かと。
マックユーザならば、英和は、まず Dictionary.app を当たって、いい用例が見つからなかったら次に英辞郎に行く。これが基本。英和も和英も、エキサイトなんて使ってるのは小学生まで。
と言ったら、どっちも発音が分からないから使うのをやめたという。英単語の意味を得意の日本語で理解することだけでなく、その発音も同時にちゃんと覚えたいので、エキサイト辞書の音声ファイルはとても便利らしい。発音記号を解読するよりも、ガイジンの発音を聴いて真似した方が遥かに効率がいいし、間違いもない。
発音を知らない単語は聞き取れないし、自分で話す時にも使えないから、これは正しい戦略だ。
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11 December '2007 - 14:38 | 英語 th の発音
th の発音は難しい。澄んでる方も濁ってる方も、両方ともやっかい。
米語の場合は、濁っている音の方は d だと思って発音しておけば分かってもらえるけれど、澄んでいる方の音は簡単に代替できる音がないので、ひたすら練習するしかない。
後に母音が続く場合 (think とか nothing とか) は練習すればけっこうちゃんとできるようになるけれど、続かない場合 (math とか myth とか) はなかなか難しい。また、さらに、子音から th に繋がるパターン (wealth とか sixth とか) は絶望的に難しい。かれこれ 10年くらい練習しているはずだけれど、ぼくは未だに言えない。
何の苦もなく th を発音できるネイティブな人たちをみて羨ましいと思うし、そう思う日本人も多いんだろうとは思う。
今日は、そんな悩める子羊仲間たちの溜飲を下げる、とっておきの朗報をお届けしたい。そんな風に思っています。
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21 November '2007 - 00:02 | 英語 英語上達方法のひとつ
アメリカに住んでみた人には当たり前なのだけれど、住んでみていない人には当たり前じゃないことの一つに、住めば英語は上達する、というのがある。もちろん、住めば日常生活に支障がない程度には上達するけれど、そんな英語はそれこそ駅前留学でも余裕で手に入るし、仕事をするレベルとは雲泥の差。ビジネス英語とか日常英会話とかいうけれど、日常英会話なんて、はっきりいって英語のうちに入らない。いわゆるビジネス英語がとくべつな英語というわけではなく、それが目標とすべきレベルの英語ってこと。
確かに、アメリカに住むことで得られる環境というのはある。どこもかしこも英語だらけだし、自然と聞こえてくるものは英語がメインだろうし、英語学習の環境としては日本よりもいいのは間違いない。
でも、実際に日常英会話以上のものを身につけるために必要なことは、不断の努力、これだけ。住んでても住んでなくても関係ない。ただ、努力するだけ。
住んでるのに英語がしゃべれないなんてカッコ悪すぎるし、日本のみんなはきっと理解してくれない。こういうプレッシャーを感じる人や、そんなカッコ悪い自分は受け入れられないというプライドが高めの人などは、住んでしまったことでいやがおうにも努力せざるを得ないという環境は手に入れられるけれど、実際にはそんなに努力ばっかりしてられない。疲れるし。
つまり、最終的には決意の問題ってことになる。時間はかかるし、波もあるだろうけれど、とにかく何年でも努力を続けて諦めないこと。これ。
ちなみに、マスターというのは幻想で、終わりというのはない。
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自分のことでじゅうぶん忙しいので、基本的にこういうものにはなるべく関わらないようにしているのだけれど、幸か不幸か、いまの職場のあるコンプレックスの一角に、この団体の関係者でもあり若くて才能もある有名人がいたので、つい飯でもどうよってことになって会ってしまい、会ってしまうと刺激を凄く受けてしまい、遊びにこいと言われてつい行ってしまい、行ってしまうともっと刺激を受けてしまい、こんど何かしゃべれと言われてついしゃべってしまい、そうなると、もうすでに関わってしまっているので関わらないように気をつけることができなくなって、気がついたら、なんか微力ながらお手伝いをさせてもらうことになっているという、好循環の権化「ひろしまなおき」をさせて頂いている者です。どうも。
さて、今日はいつもの無駄話とは違って、ちょっと耳寄り情報を書きます。名古屋弁でいうところのお値打ちな情報です。
何の話かというと、JTPA っていう NPO が毎年主催しているシリコンバレーツアーというのがあって、それにボランティアスタッフとして参加しています。「おい、そこのおもしろいヤツ、いいから、ちょっとシリコンバレーに来てみれ」という企画ですね。いやあ、どんな若者が来るか、わくわくします。
迎え撃つこっち側も、とうぜん一癖どころか二癖も三癖ある愉快な人たちばかりなので、ぼくとしてはそういう人たちとお仕事ができるというのもとても楽しい。
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最近、何人かの英語初心者、もしくは英語慣れはしているけれどアメリカ初心者、もしくは英語もアメリカ慣れもしているいるけれど暮らしたことはない、という日本人を観察していて気がついたこと。
それは、客の時にはだれも Thank you とは言わないということ。さすがにこの場面なら言うかなという場面でも決して期待を裏切らない。彼らは絶対に店員にむかって Thank you とは言わない。
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よく知られているように、日本語では自然な文でもそのまま英語にしてしまうと全く意味が分からないというような文は、それこそ無限にあるだろうし、文化が違うのだから当然。内容はともかく、Lost In Translation という映画もあった。
というようなことをぼんやりと考えていた今朝、「正しい英語」のはずなのに通じない - 1つの結論と複数のサポートというエントリを見つけた。
このエントリで言わんとしていることはたぶん同意できるんだろうけれど、その説明はぜんぜん的を射てないし、とくに「英語で会社を休むのはタイヘン」はヒドすぎて笑った。
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タイトルは、「so の次にアルファベットの小文字を二文字」という意味の正規表現。つまり、soho とか soma とか sono とかを意味する。
ちなみに、SoHo っていうのは South of Houston、つまり、ハウストンの南側って意味。ソーホーと発音する。これはマンハッタンのとある地区のこと。
SoMa っていうのは South of Market Street、つまり、マーケットストリートの南側って意味。ソーマ。これはサンフランシスコのとある地区のこと。
SoNo っていうのは、South Norwalk、つまり、ノーヲークの南側って意味。ソノ。これはようするにノーヲークのダウンタウン(以南)。
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06 August '2007 - 21:58 | アメリカ生活, 英語 キャンプとは
あまりにも長過ぎる月曜日の仕事を終えて、家に帰ってほっとしたその瞬間のできごとだった。何の気なしに目をやったキッチンのカウンターの上に、ぼくは封のきられていない二枚組の DVD を発見した。タイトルは「BILLY'S BOOTCAMP」だった。おい orz
日本でどれだけ流行ってるかは知らないけど、そんな、アメリカ人が誰も知らないような DVD をわざわざ買うか。まあ、いいけどさあ。
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最近、「エンジニアって?」というエントリを読んで、自分は他のエンジニアたちを無意味に傷つけていたのかも知れないなあとちょっと反省した。すると、タイミングいいことに「学校では教えてくれないエンジニアリング英語 #5: crufty, kludge, janky, ghetto」のコメント欄にも同じような批判を発見。傷つけたというのは表現がちょっとナイーブかも知れないけれど、せっかくなので大いに反省して書いておくことにした。
ていうか、たとえていうとどうなんだろう。
画家が大いにに発言権をもつメディアで、「アーティストにおすすめの筆」を画家が紹介しているの見てミュージシャンたちが苦虫をつぶしているとか、ギタリストが大いに発言権をもつメディアで「ミュージシャンたるもの 22フレット頼るなんて邪道」とか言っているのを見ているギタリスト以外の音楽家たちとか、そういう感じだろうか。違うか。
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先週の水曜日の午後、無事に引越を済ませ、はれてパロアルト市民となりました。パロアルトのみなさま、よろしくおながいします orz
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先日、仕事で東方からやってきた人がいた。
彼は、どこで買ってきたのか、アメリカのオレンジジュースは甘くておいしいと、いたく感心しながら飲んでいた。おれもそう思う。
そのジュースのプラスチックのパッケージを興味深そうに眺めていた彼は、あるのことに気がついて眉をひそめた。
パッケージの正面には「No Sugar Added」って書いてあるのに、裏の成分表示を見ると Sugar が入っていると書いてあるよ。しかも、あろうとか 22g も入っているじゃんか。どういうことなの、これは。正面の表記と矛盾があるじゃん。
ていうか、22g も砂糖を入れたら甘いに決まっているって。どうりで甘いと思ったよ。
100% のオレンジジュースに砂糖を入れるなんて、どういう連中なの?アメリカ人がデブだらけなのも納得いくよね。
そして、こんな砂糖水を飲んでたら病気になるといって、さっきまで絶賛していたオレンジジュースを飲むのをやめてしまった。
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07 June '2006 - 23:11 | 英語 アウトな病気
週末に息子と遊びすぎたのか、なんか気分が優れなかったので久しぶりに仕事を休んでみた。
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日本人はまず間違えないが、アメリカ人がよく間違えて書く英語がある。その代表的な例の一つがアポストロフィを使った省略形の使い方。 たとえば、you're と your、it's と its、who's と whose などがそれ。
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24 May '2006 - 23:22 | 英語 キモい首
ひさびさに寝違えた。いつ以来か分からないので、次回のために書いておくことにした。
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ひさりぶりに息子と二人でパロアルトブラをした。パロアルトブラとは読んで字のごとく、パロアルトのダウンタウンをブラブラすること。
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会社の同僚の話なんだけれど、親が旅行に出かけていて、なんかの用事があって実家に寄ったら泥棒が入っていたらしい。
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たぶん、日本の人は知らない人が多いと思うけれど、「
でこぼこフレンズ」のアメリカ版が、実はアメリカでもやっていたりする。
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去年の秋にマジソンスクエアガーデンで行われた World SUMO Challenge という相撲大会の再放送が ESPN でやっていた。
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英語は得意というほどのことはないけれど、でも別に苦手というほどでもない。
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19 August '2005 - 23:44 | 時事, 英語 どこにいるのか考えろ
移籍が決まった中田の会見をちょっとだけニュースでみた。
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この前にぼんやりと考えたこと