23 August '2007 - 22:46 | 技術動向 Photo Booth 写真の整理
いまどきの Mac には iSight という内蔵カメラがついていて、Photo Booth というキラーアプリケーションで変顔を撮って遊ぶことができる。
子供たちは定期的に Photo Booth で遊ばせろといって、どうしようもない写真を大量に撮りまくる。
ほんとうにどうしようもなさすぎるので、そんなものはどんどん捨ててしまえばいいのだけれど、子供の成長記録的に、なんか、もったいなくて捨てられない。
そこで、一枚も捨てずにすべての写真を flickr にアップロードして保存しておくことにした。(肖像権的に後悔wできるものは限られているので、数は少ないのだけれど、どんなものか見てみたい人はこちらからどうぞ)
アップロードしはじめて気がついたことが一つ。それは、Photo Booth で撮った写真には撮影日時情報が組み込まれていないということ。
しょせんはただのオモチャで撮った写真なのだから、デジカメみたいに多くの情報を載せる必要は確かにないかもしれない。でも、日付くらいはあったらいいと思う。あとで Archives をみたときに、いつこういう遊びをしたのかが自動で整理されないと、子供の成長記録的にはあまり面白くない。
というわけで、Photo Booth の写真をアップロードする前に exif データを追加することにする。それには、jhead というツールを使う。黄色い部分がタイプする文字。
foo:~ bar$ port install jhead
とやってインストールする。これでインストールできなかったら、それは MacPorts がインストールされていないということなので、まず、それをインストールする。
jhead がインストールできたら、以下の手順を実行。
まず、撮っただけの写真には exif データが含まれていないことを確認。してもしなくてもいい。
foo:~ bar$ cd ~/Pictures/Photo\ Booth foo:~/Pictures/Photo Booth bar$ jhead Photo\ 1.jpg File name : Photo 1.jpg File size : 60164 bytes File date : 2007:08:23 21:41:45 Resolution : 640 x 480
つぎに、exif データを生成しつつ、画像ファイルのタイムスタンプを exif データの撮影日時として設定する。ついでにファイル名に邪悪な空白が入っているのでファイル名も変更してしまうことにする。ファイル名に日時情報を埋め込んでおくと便利なことがあるのでたとえばこんな感じにする。
foo:~/Pictures/Photo Booth bar$ jhead -mkexif -dsft -nf%Y%m%d%H%M%S_PhotoBooth Photo\ *.jpg Modified: Photo 1.jpg Photo 1.jpg --> 20070823214145_PhotoBooth.jpgfoo:~/Pictures/Photo Booth bar$ jhead 20070823214145_PhotoBooth.jpg File name : 20070823214145_PhotoBooth.jpg File size : 60244 bytes File date : 2007:08:23 21:41:45 Date/Time : 2007:08:23 21:41:45 Resolution : 640 x 480
上と比べれば分かるように、Date/Time という行が追加された。
こうしておから flickr にアップロードすれば、ちゃんと Archives で整理される。めでたし、めでたし。
よーこ - 03 September '2007 - 07:14
ていうか、何故、わざわざヘン顔で名刺を作らないといけないのかと。
ひろしま - 03 September '2007 - 13:27