30 June '2007 - 22:40 | iPhone 数時間で iPhone が壊れた件
iPhone 買ったぞ、すごいぞ、いいだろ、というエントリはきっとたくさんあると思う。でも、もう壊れたぞってエントリはあんまりないんじゃないかな。だって、昨日発売の新製品だからねえ。というわけで、すでに持ってるだけでなく、すでに壊れたぞ、ほほほ、という自慢エントリ、いきます。
iTunes でさくっと activate して、写真を 4,000枚ちょっとほど sync して、Wi-Fi 設定して、こりゃ溜まらん、むっはーんってな感じで遊んでいた昨夜の遅くのこと。
iPhone を脇においてパソコンで Lingr していたら、自動でスリープモードになった iPhone。とくに気に求めずにほっといたのだけれど、数分後にそれを使おうと思ったら、なぜか起動しなくなっていて、あれ?
なにをやっても起動してくれないので、壊れたのかと思いつつも、とりあえず、強制リブートをかけてみたら、起動成功。ほっ。
しかし、起動した iPhone はなぜかネットの速度がちょっと遅い感じ。なにかと思ったら、Wi-Fi の設定が消えていて EDGE 接続になっていた。
ああ、リブートして WEP パスワードを忘れてしまったのか。けっこう面倒くさいんだよな、あれを入れ直すのは... と思いきや、そうではなかった。なんと、Wi-Fi の MAC アドレスがからっぽになっていた。というわけで、実は、Wi-Fi 機能自体が完全に死んでしまっていたのだった。初期ロットですから、まあ、そういうのもあるか。いくら iPhone が凄いとはいえ、しょせんアップル製品だしな。
とりあえず Wi-Fi がなくても何でもできるし、自慢はできるのだけれど、あんまり面白くもないので、今日の午後、さっそくパロアルト神社に iPhone を持っていってみることにした。
8G 版は既に売り切れで、4G 版ももうすぐ売り切れだよと店員に聞いてほくそ笑みつつも、ぼくの iPhone、いきなり Wi-Fi 死んじゃったんだけど、なんとかなるのか聞いてみる。
さすがにケイタイを預けるとかいう対応はあり得ないし、これがけっこう有名な不具合になっていて、仮にそんなことを言うようだと評判もかなり悪くなってしまうので、ちょっと心配していたのだけれど、杞憂に終わった。そういう場合に備えて 8G 版をいくつか確保してあるから、売り切れてるけれど、すぐに新品と交換するという。よかった。もし修理に、三日とか言われたらどうしようかと思っていたし。キーボード交換するだけなのに五日も預けたまま待たされると言われて、MacBook Pro を預けられずにいるので、ちょっと不安だったのだけれどね。
ちなみに、今日は娘の誕生会だったので、そこで iPhone が使えないという状況は何があっても受け入れることはできなかった。すぐに治らないなら、そのまま持ってかえって EDGE 接続で自慢しようと思っていた。お父さんたちに紋所を見せつけてひれ伏させてこそ、10時間並んでひりひりする日焼けのあとも報われるというものだ。
すでに activate されている iPhone から SIM を取り出し、新しい iPhone に入れて、さくっとくれる。また新品カバーが外せるなんて、気持ちいい。
で、そのまますぐに使えるかと思いきや、SIM を入れただけでは使えない。activate しなくてはいけない。が、初めての障害ゆえ、だれも、どうやって activate するかが分からない。そこで、genius の人が real genius の人とかに聞いて回った結果、「activate した iTunes につなげば、自動的に activated な SIM を認識して、端末を activate すると思う」という回答がでてきた。その場でやればいいと思ったのだけれど、自分のマシンでやらないとダメだろうということで、「家に帰って、つないでみて。activate のプロセスは何もしなくていいから。もし、つないだだけでは activate されなかったら、もう一度持って来て」
家に帰って言われた通りにしてみると、はて、何もおきない。昨晩みたのと同じ Let's get started な状態になるだけ。試しに途中まで activate のプロセスをやってみたけれど、まるっきり同じ。最後の Submit のところまで行って、これ、クリックしたらまた金取られるって話になったらバカバカしいし、そんなことをしなくてもいいはずだと言っていたので、とりあえず作業を中断して神社に戻る。家から五分とはいえ、誕生会まで時間がないし、面倒くさい。
店に着いたら、ぼくのこの件を知っている genius の連中は、一様に落胆の色を示す。え、ダメだったんだ... 困ったな、と。
まあ、ぼくは発表会が迫っているし、困られても困るし、いろいろ調べてもらって待っている間、店の MacBook で twitter とかしながら時間をつぶしていたら、genious が戻って来て言う。「もう一度、ふつーに activate すればいいらしい。それで、何がどうなるということではなくて、昨日 activate した状態が再認識されて端末が有効になるだけだそうです。初めてのことで、混乱して申し訳ない」と。
そして、店のマシンでやってもなにも問題ないということなので、そのまま genius と一緒に、iMac を使って activate してみる。
Submit を押して、「activate されるのに三分くらいかかるかもよ、待っててね」と表示される。昨晩は一分くらいでさくっと認識された。
しかし、待てども待てども戻ってこない。五分以上たったころ、「activate するのに、別の作業が必要なので、メールが届くまで待っててね」と表示された。
むむむ。
つまり、こういうこと。新規の SIM の場合は、すべてコンピュータで自動的に処理されるので、サーバに繋がってデータベース処理が行われればさくっと使えるようになるけれど、すでに activate されている SIM の場合は、人の手を介して登録処理が必要ということらしい。ふつうにケイタイを店頭で買うと、けっこう待たされる、あれと同じことが起きるわけだ。うーむ。
genius が AT&T に電話して聞いてみたら、90分くらいで登録が終わるはずだから、家で待っててもらえということらしい。うーむ。まあ、誕生会が終わるまでに使えるようになってくれるならいいけれどさあ、これで使えずに終わったら、いいかげんに、本当に怒るからね。
かくして家に戻って、30分くらいたったころ、メールが届く。「登録が終わったからら、もう一度 iTunes につないでみて」と。
つないでみたら、さくっと activate 完了。ふう。よかった。
かくして、誕生会では、みんなが iPhone を触らせてくれとひっぱりだこ。$600 は高すぎると言っていたのも束の間、すげえ、なんだこれ、こんなんがでてきたら、もう、勝ち目ないじゃん、などといいながら、いつまでも iPhone で遊んでいる。完全勝利。
ちなみに、話は変わるけれど、たとえば違約金を払ってさくっと契約を破棄した Wi-Fi 端末の場合、たとえば不具合で機種交換とかになったら、きっと、かなり面倒なことになるんじゃないかと思われ。SIM は契約が解除されてるわけだし、でも端末の activate は AT&T のサーバを通らないとできないというシステムだしね。
日本に持ってかえる人は、不具合が発生しないことを祈るしかないね。
それから、二台目の iPhone を使ってみて気づいたのだけれど、最初の壊れた iPhone はそもそもスリープの動作も壊れていた。30分くらい使わずに放置してあっても、背面がすごく熱い感じがあったし、フル充電して寝たのに翌日の昼すぎにはバッテリー残量が半分くらいになっていたし、どうやら、画面は消えているのにローパワーモードに落ちていなかった感じ。新しいのはぜんぜんすぐに冷たくなる。というわけで、Wi-Fi が壊れてくれて、早めに気づいてよかった。
なぜか熱い感じの iPhone を持ってる人は要注意です。
iPhoneの機能とプランには非常に関心があるのだけれど、まだVの契約期間が残っているのでそれまでにiPhoneのモデルチェンジを期待してま。
(iPodもあれだけ変わったし)丁度タイミング良く次回のPalo Alto訪問時に契約が切れるので、その時に買えたらいいなーと思ってる。
ぢゃ。
MSY - 01 July '2007 - 08:01
ブログみました!
自分もiphoneを使っているのですが
(今アメリカにいてここでsimフリーのやつを買いました)
買ってから一週間もしないウチにwifi接続がうまくいかなくなり
今では接続することができません!これって壊れているんですかね?
レイナ - 07 October '2009 - 10:40