ぼんやりと考えている人

ひろしまなおき (廣島直己)
名前: ひろしまなおき (廣島直己)
住処: シリコンバレー
職業: しがないプログラマ
家族: 愛妻一人、息子一人、娘一人
道具: ハーレー二台、ギター三本
電紙: n at h7a.org

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27 June '2005 - 23:40 | アメリカ生活, 日米対決 署名証明書

日本のある口座に円で振り込む必要ができた。

ネットで気軽に送金しようかと思いきや、どうやら $50 くらい手数料がかかることが分かったので、馬鹿馬鹿しくなってやめた。日本の口座から振り込めば、国内送金手数料で済むから、そうすることにしたのだ。

久しぶりに日本の口座のオンラインバンキングにログインしてみたら、送金先の登録は郵送で申し込む必要があると言う。はあ?

そういう手続きは、インターネットでは安全にできないのでしょうか?やろうと思えばできるけれど、そこまではしたくないのでしょうか?してはいけない規制があるのでしょうか?それとも自主規制なのでしょうか?何のために郵送での手続きを強いるのでしょうか?

さっぱり分からないけれど、どうせこんな手続きは滅多にやることでもないし、将来的にはおれの莫大な財産を日本の銀行に任せるつもりなど毛頭ないし、ま、どうでもいいか。

何も考えずに言われたとおりに行動する人だけが得をするというやり方に素直に付き合うことにして、申込書を印刷して、登録先をいくつか書いて、USPS で郵送した。昔はやったタンソキンを持ってたらぜひとも同封したいところだったけれど、持ってなかったのでできなかった。

しばらくしたら、日本の銀行から夜遅くに電話があった。おれは宵っ張りなので、ただの夜という感じだったが、人の家に電話かける時間をとっくに過ぎているというか、寝ている人もいるであろう時間であった。時差の計算ができないのか、非常識なのかは知らんけど。

内容はこうだった。「送金先が別段口座になっていますが、オンライン送金で登録できる相手口座は、普通か当座だけです。」

はあ?なんでそんな差別するの。アメリカの口座からその別段口座にはさくっと送金することができるのに、日本の口座からは送金できないってどういうことな のか。「送金できないわけではなく、送金先として登録することができないのです。」えーと、小生を馬鹿にされているんでしょうか? (Y/y)

まったく、どこまで行っても不便を強いるのですね。それともこれは特に不便なことではなく、おれが無茶な注文をして騒いでいるゴロツキということなので しょうか。ワガママなのは認めますけれど、ありえない注文をしているつもりはないのだけれどなあ。滅多にない注文には一切応えられないシステムって、どう なんでしょうか。

よくある注文でさえミスを繰り返すけれど滅多にない注文でも何とかなるアメリカと、ほとんどの注文は一切のミスなく完璧にこなすかわりに一部の珍しい注文 には一切応じない日本。なんで、いいとこどりできないのかねえ。アメリカに日本のいいところを真似することは不可能だから、可能性は日本にしかないのだけ れど、日本人の完璧主義が、アメリカのいいところを真似することを拒んでいるという感じなのだろうか。よく分からんけど、どっちも嫌いだ。ただ、アメリカ にはバカとの戦いに我慢さえできれば、必ず目的を達成できるという救いがあるけれど。なんと後ろ向きな選択だ。

とにかく、結論としては、日本のオンラインバンキングでは、日本のある口座から日本に存在している他のある特殊な口座に送金することはできないが、アメリカのオンラインバンキングなら日本のどんな口座にも送金できる。これがおれの夢見た 21世紀の現実なのか。

「ただ、送金申込書を郵送してくだされば、問題なく送金できます。」

プゲラ。何言ってるか分かってるんですか?それとも負け惜しみですか?確かに海外送金手数料の $50 くらいを払うよりかは USPS の切手代の方が遥かに安いのでしょうけれど、おれの人件費の方が何倍も高いのです。演技ではなく、電話口でまじめに大笑いしてしまいました。

さて、担当者にそんなことを言ってても仕方ないので、じゃあ、その口座のはいいとして、他の口座の方の手続きはできるよね?って言ったら、信じられない答 えが返ってきた。「申込書のサインが違うので、手続きできません。サインを書き直して送りなおすか、サイン自体を変更して送りなおしてください。」

げげ。それはあるかもなあと思ってたのだけれど、やっぱり、そういうこともあったか。馬鹿すぎる orz orz orz

何せ10年くらい前に作った口座で、作るときにサインをしたっきり、一度もそのサインを使う場面がなかったので、どんなサインだったかさっぱり覚えていないのだ。

電話でどう違うのか聞いてみたら、正しいサインは広島と書いてあって、廣島ではないらしい。おれは、アメリカでは廣島とサインしているので、たぶん同じなんだろうと思っていたのだけれど、どうやら違ったようだ。間抜けとしかいいようがないね。

この瞬間のために、今までおれがバカにしまくるのを甘んじて受けてきたのだな、この担当者は。ふむ。なかなかやるね。そっちの間抜けはあんたのせいじゃな いけれど、こっちの間抜けはおれが一人で全面的に間抜けだから、かなりおれの方が間抜けなのだが、ここまでは、とりあえず五分の分かれってことにしましょ うかね。一応は客なんだから、それくらい多めに見てよってことで。


で、しばらくして、サイン変更届けと先に送った送金口座登録申込書が戻ってきた。サイン変更届けは、領事館にてサイン証明書をもらって同封してくれと書いてあった。なるほど、そういう仕組みなのね。

そういうわけで、先週末から再来週末まで二週間の休暇に入っているのだが、目の改造と女房の義母と遊んであげること以外には特に目的も予定もない休暇だ し、今日は何にもすることがなかったので、領事館に行って署名証明書なるものをもらってきた。そういうものがあるって、今まで知らなかったけれど、そうい うことを知るために、おれはサインを無意識のうちにワザと間違えたのだろうと思う。間違いない。

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