10 March '2004 - 23:42 | 雑記 インサイダー取引
これとこれを認めたら刑務所だけは勘弁してやるぞ、というような司法取引にはあえて応じずに、正々堂々かどうかは知らんけど、ちゃんと裁判で戦ったマーサ・スチュワート。が、やはりというかなんというか、有罪の判決。上告するんだろうけど覆すのは難しいだろうね。 で、どうやらこのまま行くと彼女はダンバリーの刑務所に入ることになるらしい。ダンバリーの刑務所って、あの、I-84 から見えるやつだよね、確か。いやぁ、懐かしいなあ。ハイウェイから見えるたびに、どんなやつがあそこに入ってるのかなぁって思ったけど、まさか、マーサがあそこに入る日が来るとはねぇ。どきどきだなぁ。しかし、この事件の扱いをみるにつけ、エンロン事件とかそういう歴史的企業犯罪と同じような扱いにするようなもんじゃないだろ、って思う。確かにマーサのやったことは犯罪とはいえ、どう考えても大したことじゃない。インサイダー取引はれっきとした犯罪だし、相応に罰すべきなのは確かとしても、別に何千人もの人が職を失ったり、事件のせいで人生がめちゃくちゃになったわけじゃないでしょ。たかが個人的なインサイダー取引を企業ぐるみの大犯罪とかと同列にするなって思う。
だいたい、彼女の資産からすれば、金のためにやったというには微々たる額の売り抜けだし、彼女クラスのセレブじゃなかったら大したニュースにもなってないだろうと思うし。
いやね、別にマーサが好きということもないし、変に肩を持つわけじゃないんだけどね。
ところで、最近読んだ記事によると、ダンバリーの刑務所の人たちはマーサが来るのを本当に楽しみにしてるらしい。判決が出る前から、ダンバリーにマーサが来るって前提でみんなで話していたらしい。笑う。ま、どうせ刑務所に行くなら、ぜひ、快適でビイウティフォーな刑務所空間を演出して、期待に応えて欲しいものだね。
それにしても、Marthas New Digs は傑作すぎ。最高。