01 June '2005 - 22:59 | アメリカ生活 フィルムスキャナでも買おうかな
21世紀の写真だけでなく 20世紀の写真もアップしろと言われて、13本の APS フィルムを持って近所の写真屋 Ritz Camera に行った。 フィルムスキャナをもってないんで、こういう場合は写真屋に行くしかない。で、でき上がった CD をさっきもらってきた。CD 2枚になって、5ドルちょっと。10ドルくらいすんのかと思ってたんで、安い気がするけど、そういうもんなんかな。
晩飯を食う前に、さっそく CD に収められた 400枚近くの写真を確認してみて愕然。というのも、写真の順番がランダムだったのだ。ロールの順番はランダムになるのは仕方ないとしても、ひとつのロー ルの中では順番が揃っていると思ってたのに、全ての写真をいったん一箇所に集めて意図的にできる限りランダムに並べなおして CD に焼いたとしか思えないほど、綺麗にランダム。
おまけに exif に書いてある撮影日は何故か全部 2002-9-20 となっている。1998年の写真なのに。2001-9-11 ならまだしも、一体、何の日付やねん。exif がまともなデータなら、それを使ってファイル名を書き直してソートすればいいだけだから一瞬の作業だけれど、そうじゃないので諦め。400枚近くのファイ ルを手でソートするのはさすがに無理だしね。
安かろう悪かろうすぎにもほどがある。ブツブツ文句を言いながら晩飯食い、食い終わって時計を見たら 6時半。店は 7時までだから、しゃーない行くか。というわけで、CD を持って写真屋に行った。
店に入って、さっそくヒマそうな店員を見つけて、さくっと状況を説明してみたら、案の定、意味がよく分からないので、あっちの偉い人に言ってくれと言われる。いったん全部説明させておいて、さらにもう一度違うやつに同じ説明をさせられる展開。ありがち。
次に、偉い人に説明してみたら、並びが合ってないなんて、そんなわけはないと自信を持って言う。おぅっ、ってーことは、まともなものにしてもらえる見込み があるってことだ。で、さっそく持ってきた CD を確認させたら、そいつも納得。そいつ曰く、たぶん担当者が CD 13枚になるのもどうかと気を効かしてむちゃくちゃやったんだろうけど、すごいねえ。って、おまえが感心してどうする。
まあ、バカは余計な気を使っちゃいけないんだけれど、そもそもバカだからそういうことにはまったく気づいてないってことが往々にしてあるという典型例。で も、そういう気遣いといういのは、確かに迷惑になることの方が多いとはいえ、しない人の方が圧倒的に多いし、基本的にはそういうのは人として大事なことで はあるから、無下にバカをバカと呼ばずに、小さい声で心の中でありがとうと言っておくことにする。
さて、話は通じたので、次は exif に収められたら謎の 2002-9-20 について訊いてみた。そしたら、exif ってのが分からないという。うーむ、そういうもんか。
仕方ないので一応さくっと説明してみたが、それでもよく分からないと言う。Windows とかないのか、あったら、jpeg ファイルを右クリックしてプロパティを見てみろ、って言ってみたら、すんなり試してみた。おぉ、話が簡単でいいねえ。
と思いきや、それでも、やっぱり分からないよ、という。
ふざけんなよ、と画面を見せてもらったら、確かに exif のタブがない。げ、ていうか、これ、Windows 2000 じゃんかよ。もう 21世紀だってーのに、それってどうよ。Mac OS-9 より千倍はまともとはいえ、もう 2005年なんだから Windows って言ったら XP ってことにしてくれよ。
残念ながらツール類がまったく入ってない 2000 だったので、結局そいつには exif ってのが何なのか視覚的には納得できなかったのだが、細かく説明しなおして、とりあえずなんとなく分かったような気にだけはなってもらった。
そしたら、だったら、そもそもデジカメじゃないんだから、そんなデータがあるはずがないとかいう。いや、それはそうなんだけれど、APS ってのはね…と、ここで APS の説明に突入。
思えば写真屋の店員に APS の説明、何回したか分からないなあ。97年に渡米したころは、APS のフィルムが簡単に買えなかったくらいだし、数少ない現像できる店でも、サイズはぜんぶ勝手に C で、当然、日付もなしという、おまえら APS を冒涜するにもほどがあるだろ状態がけっこう続いてた。今でも、店によってはたいして変わらない。一昨年くらいに、日付が後ろにプリントされなかったこと があるし、日付が表にプリントされたこともあった。そういう店で文句を言っても、そもそも意味が分からないとか言われる。笑うしかない。
というわけで、他の店員も巻き込んであれこれ説明してみたが、結局、その店のフィルムスキャナでは APS のデジタル情報が拾えるのかどうか、そこにいた店員の誰にも分からないということだけが分かった。謎の 2002-9-20 がどこから来たのかも分からずじまい。
ただ、順番だけはちゃんと直すというので、13本の APS フィルムだけを置いて店を後にした。
うーむ。それにしても安くて手軽でまともな写真屋、どっかにないかなあ。APS のカメラを使うのって、バイクでの旅の時だけだし、滅多に写真屋には世話にはならないんだけれど、なる時は、いつも死ぬほど不便で困るんだよなあ。
試しにフィルムスキャナ を eBay で確認してみたら、高くても 30ドル以下くらいみたいだから、いっそ、買ってしまって、自分でスキャンしようかなあ。まったく、余計な仕事を作ってくれたもんだなあ。