15 January '2004 - 03:48 | 雑記 小さい獲物でも全力で捕まえるということ
今日、偶然 CygTerm というのがあるのを知った。面白そうなのでさっそく試してみたが、これは使える。これで putty 経由で cygwin 環境を使えば、コンソールから Linux マシンとかに ssh しても、そのまま putty 環境なのだから、快適そのものだ。 しかし、世の中には賢い人がいるものですねぇ。で、とりあえず動かして喜んでいたら、ソースがあったので vi で覗いてみたら、化けて読めない。コメントが日本語が書いてあったのだった。
仕方ないので notepad で開いてみたら、一行になってしまった。げ、unix テキストファイルか。
さらに、仕方ないので、次に xemacs とタイプしたら、そんなものないって言われた。そうか、自宅のマシンにはそんなわけのわからないものはインストールしてなかったのだった。
さらに、さらに、仕方ないので、会社の環境と同じように cygwin 用の xemacs を NetInstaller でさくっと入れようかと思いきや、あれでは日本語が扱えないのを思い出した。会社では日本語のテキストファイルを作ることはないから、それでよかったんだけれど、今からやりたいのは、日本語の含まれた unix テキストファイルを開いてみることだから、mule 付きじゃないと意味がない。
というわけで、素直に xemacs-21.5.16.tar.gz を持ってきて、./configure --with-mule --debug=no --with-toolbars=no してコンパイル。ツールバーは邪魔だし、デバグメッセージもいらない。すると最後にダンプできなくて怒られたので、さらに --pdump を追加してコンパイルし直し。今度はさくっと通ってインストールし、sumo パッケージを展開して全て完了。
無事に cygterm.cc が読めました。めでたし、めでたし。
たかが日本語のテキストファイルを、編集ではなく、単に閲覧するだけのために、わざわざ xemacs を、しかも、コンパイルまでして、アホか。