Lingr 常駐用ツールの Lingresident には !restart というコマンドが実装してある。が、これは実際に期待するような動作をしない。
たとえば設定を変えた時とかコードを修正した時などに、Lingresident の起動をサーバ上でし直すのが面倒なのでチャットルームから再起動できたらいいかな、と思ったのだけれど、残念ながらそういう風には動いてくれない。
理由は、どうやって実装すればいいのかが、まだよく分かっていないから。
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一時の気の迷いか何かかと思っていたので放置していたのだけれど、もう二週間くらい経つかな。Google Notifier が使えなくなって。
とてもふざけたことでまったく許されないしおまえは Y! かって言いたくなるけれど、そもそも Google Apps はサポート対象外ってことになってる。ただ、以前書いたように、実際には使えていたので便利に使っていた。
それが、ある日からとつぜん使えなくなった。もともとサポート対象外なんだから、わざとでも使えなくした方がいいと思ったのだろうか。
きっと Google Apps で使えるサービスが増える吉兆だろうと期待していたのに、どうやら見込みちがいだったらしい。
こんなもの、治そうと思えばすぐに治せるだろうし、サポート対象にしたってたいした手間じゃないだろうに、一体どういう了見なんだろう。デカくなってしまった会社のやることは、なんかスピード感がなくていかんね。
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今日、とあるところで、放送局や関係者に対してこういうメールがあった。「今年の夏時間は、いつもよりも三週間も早く始まるから、DST が適切な情報を保持するように、みなさん気をつけてくださいね。」
だいぶ前に訊いたはずなのだけれど、ぼくはすっかり失念していてびっくりした。げ、そんな話あったっけか、と。
Change to daylight saving time
The bill amends the Uniform Time Act of 1966 by changing the start and end dates of daylight saving time
starting in 2007. Clocks will be set ahead one hour on the second
Sunday of March (March 11, 2007) instead of the current first Sunday of
April (April 1, 2007). Clocks will be set back one hour on the first
Sunday in November (November 4, 2007), rather than the last Sunday of
October (October 28, 2007). This will make electronic clocks that had
pre-programmed dates for adjusting to daylight saving time obsolete and
will require updates to computer operating systems. The date for the end of daylight saving time has the effect of increasing evening light on Halloween
(October 31). This section of the act is controversial, primarily
because there is doubt if daylight savings actually results in a net
energy savings. The additional effort of changing quite possibly billions of clocks on
embedded systems as well as enterprise servers may cause significant
impact to the productivity of any country that adopts these changes.
http://en.wikipedia.org/wiki/Energy_Policy_Act_of_2005#Change_to_daylight_saving_time
ということらしい。そういえば、そんな話をだいぶ前に聞いたようなそうでもないような。
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人に見せるのは慎むべき駄文を二時間くらいかけて書いたのに、推敲中に Command+W を押してしまって水の泡という悲惨な事件が、今夜もまた起きた。ちょっと前にもやったばかりなのに、まただ。
この手の事故は、昨秋に OSX に改宗してから幾度となく経験して来たが、Command-W 事故はこれで三度目くらいかな。いい加減、うんざりした。
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知らしむべからずの国から来たものとしては、アメリカの情報公開の姿勢には、目から鱗が落ちることがしばしばある。
子供の学校をどうしようか、どうなるのか、どうできるのか、どうしたいのか、などと思案し始めたころ、アメリカの小学校システムをネットを使って調査を始めてすぐに見つけて驚いたのは、個々の小学校に関する詳細な情報の質と量だった。
自分の卒業した小学校をぐぐってみると、たしかにウェブサイトもあって、学校の紹介、行事の紹介などをしているし、(決められた設問に答えるだけとはいえ)保護者による学校評価というページもあった。
また、市の教育委員会のサイトにはすべての小学校のリストもあった。あまりに素人臭くてイタすぎて微笑ましい見た目なのだけれど、日本の小学校もある程度の情報がウェブで得られるように努力はしているのだろう。「インターネット、始めました」って言いたかっただけなのかも知れないけれど。
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14 February '2007 - 00:23 | 雑記 h7a ってなんやねん
このサイトのドメイン名はだいぶ前から h7a.org で、ぼくのメールアドレスも n at h7a.org なのだけれど、そのドメイン名はいったいどういう意味なのかと、ときどき訊かれる。今日も親友の一人に訊かれた。
へんなドメイン名を見て、これは何だろうと思う人と思わない人がいて、何だろうと思う人には訊いてしまう人と訊いてみたいけれど訊けない人と訊いてみたいとはとくに思わない人がいて、何だろうと思わない人には世の中は意味の分からないことの方が多いと悟っている人とそれは疑問に思うべきことであるという認識にそもそも同意できない人と最初から意味が分かる人がいるのだろう。たぶん。
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さっき 1.0 をリリースしたばかりなのだけれど、Lingr サーバの不調のおかげでさっそく問題を発見。サーバが予期しない動作をしてくれると、クライアントのエラー処理の実装が改善されるという、素晴らしいコラボレーション。
見つけた問題は、セッションを張り直したときにログインに失敗したらプログラムを終了するようにしてあったというもの。これを、!terminate コマンドか SIGNAL 以外では終了しないように治した。これで、明示的に終了させない限りは、たとえサーバ側がまったく応答しなくなっても延々とリトライを続けるようになった。
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お待たせしました。待望の Lingresident 1.0 をリリースしました。http://n.h7a.org/hacks/lingresident-1.0.tar.bz2 からどうぞ。
待っていたのはぼく一人というのはよく知られた秘密だけれど、それはそれ。
仰々しく「1.0 リリース」ってやると、なんかそれっぽいし、勘違いして釣られる人もでてくるんじゃないかという作戦。
なんだかよく分からんけど、暇だという人は、http://www.lingr.com/room/lingresident を覗いてください。ぼくか、このツールが常駐している確率が高いです。誰も常駐してなかったら、Lingresident のバグってことで大目に見てください。
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今日は、二月八日。ぼくが生きている現代という時代において、とくに重要な日にちのひとつとしてぼくに記憶されている日。つまりぼくの誕生日だ。なんども言っているように、にしがはち、と覚える。
で、それはぜんぜん関係ない。お題は「著者・Vince Flynn - 「Jack Bauer」 では無く「Mitch Rapp」と名乗る硬派」の結語。
なんだろう? アメリカって「嘘くせー位さわやか」で日本は「ありえないほどどろどろ」というのはいいすぎ?
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先日、満を持して公開された Lingr の API が熱すぎて困る。
それまではただの「ものすごいウェブチャット」だったのが、API の公開によって「ものすごいウェブチャットかつそれ用アプリの開発プラットホーム」に変身。ますます楽しくなってというか、公私ともに忙しいところへこういう餌を与えられてしまっては、はっきり言ってかなりの迷惑。
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リリース前の最後のテストということで、細かいバグ修正が盛りだくさんの Pivot 1.40.1 にバージョンアップ。週末にはリリースの予定。
この Pivot という名前のブログツール、自分は気に入って長いこと使っているし、自分が使いやすくするために開発にも参加しているのだけれど、とても人気があるとは言えない。が、そのことに不満はない。自分が使いやすければそれでいいし、他にもたくさん人気のツールはあるのだし、みんな好きなものを使えばいい。
それに、こう言っちゃうと身もふたもないのだけれど、今どきわざわざ自前でブログサイトを立てるのは馬鹿げている。ブログを書きたいなら、Vox とか Blogger とか、使いやすくてかっこいいのはいくらでもある。
もちろん、Pivot を使う人が増えることでフィードバックが増え、さらに使いやすくなって行けばいいとは思うし、他の選択肢を知らないから仕方なく mysql を動かして Wordpress を動かしてるような人たちには、Pivot は PHP だけで動くし、スパム対策もなかなかのもんだし、結構おすすめだよとは言いたい。
でも、積極的に売り出そうという雰囲気は開発グループの中にも見られないし、自分もそこまでコミットしてるわけでもないし、売り出すための方策とか、そういうのは考えてこなかった。開発グループの他の連中もそういう感覚なんだろうと思っていた。
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そのうち誰かがやるんだろうと思ったまま、まったく期待もせずに忘れていたのだけれど、とうとうでた。Mac 用 FUSE、MacFUSE。いやー、嬉しいなあ。
Windows と比べてフリーウェアが少なくて不便な思いをすることも多い OSX だけれど、こういう Unix 系のツールが使えるようになるのは Windows にはない嬉しさ。まだ Windows 版の FUSE はないっぽいし、これはかなり溜飲が下がった。
ちなみに、MacFUSE の何が嬉しいんだって、それは FileSystems とか NetworkFileSystems が使えるようになることなわけだけれど、自分的に一番嬉しいのはやっぱり Google ハック版の sshfs が使えるのが嬉しい。
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それぞれの学校単位での説明会というのは日本でもあるんだろうと思うけれど、市の小学校全体の説明会なんてものが、日本にもあるのだろうか。
パロアルトは人口が六万人程度の小さな市だけれど、そういう市全体の小学校説明会というものが何度も開催されるというのは、ちょっとした驚き。
というわけで、昨日、パロアルト市の小学校の説明会に行ってきた。PM7:30 からうちの一番近所の小学校。ざっと見たところ、二百人はいないな、くらいの父兄が集まった。第一子の入学だという人がほとんどだったし、子供は連れてきてはいけない会だったので、兄はひとりもいなかっただろうし、男女はざっと見で半々くらいだったから、父兄というよりも父母なんだけれど。
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ちょっと前に「+の代わりにーを使う方法」で
GFYD は、既存の gmail notifier が使えないとか、Notebook や Reader などのサービスが利用できないので結局
GFYD と gmail
の二つのアカウント管理する必要があるなど、いくつかのデメリットがあるのは確かだけれど、エイリアスに+だけでなくーも使えるというのはかなりメリット
かも知れない。
と書いたのだけれど、もう Google Notifier も Firefox の Gmail Notifier も GFYD アカウントで使えるようになっている。
そして、まだよく分からないのだけれど、Personalized Homepage も Notebook も Reader も、GFYD で使えるようになったっぽい。
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学校システムに関しての自分の常識は三十年ほど前に日本で自分が経験したことがベースだし、現在の日本のシステムは当時のそれとはまったく違っているのかも知れないけれど、やはりアメリカのそれは日本とはあまりに違いすぎて興味深い。
たとえば、新学期が九月(実際には八月の終わり)というのはよく知られていることだし問題ないとして、年長から小学校というシステムになっているのは子供を持つまで知らなかった。つまり、小学校は年長から五年生まで、中学校は六年生から中二まで、高校は中二から高三まで、という風になっている。ちなみにこれを K-12 システムという。K は Kindergarten の略で日本語では幼稚園の年長。
いつごろ、何故そういうシステムになったのか。同僚に聞いても誰も知らなかった。同僚たちのころは K は小学校ではなかったらしい。
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ピタゴラ体操風に二〇〇七年を始めてみました。新年早々、親父ギャグですか、そうですか。
まあ、今年も最初からこんな調子ですので期待も何もあったものではありませんが、いちおう報復じゃなくて抱負は考えてあります。
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26 December '2006 - 19:03 | 子育て 二〇〇六年大晦日
子供連れの長時間のドライブはこちらが精神的虐待を受けるので相応の覚悟がいるし、よくよく考えると引越を契機にいらないものをたくさん買ってしまったので十分な予算が取れない。
というような理由で、この年末の家族旅行は、久しぶりに完全に見送られることとなった。
しかし、そういう時に限って休みがまとまってあったりする。
どうせ予定もないし関係ないのだけれど、念のために数えてみたら、なんと 12連休だった。うーわ。何年ぶりかも分からないほどの大型連休だ。
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シリコンバレーにないもの。それは、おいしいソフトシェルクラブとおいしいベーグルとおいしいニューイングランドクラムチャウダー。それに、美しい紅葉と外国人差別。この五つ。あとはぜんぶある。
というところで、ぜんぜん話は飛ぶけれど、「若者よ、ニューイングランドを目指せ」を読んで、前から書こうと思ってたことを思い出したの書く。
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1.40.0 beta 2 からだいぶ経っていて、すでにつぶしたいバグは全部つぶせたこと、beta 2 以降は機能追加はほぼまったくしてない状態なので、わざわざ RC とかやらなくてもいいだろ、ということで次のリリースが正式版になる予定。as of today
で、たぶん週明けにリリースされる予定であるところの Pivot 1.40.0 正式版にバージョンアップした。
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20 December '2006 - 23:50 | 日米対決 性犯罪者の天国と地獄
妊婦の腹にスタンガンをあてて三人もレイプするようなキチガイ 25歳にたいして、酌量の余地はまったくないといいながらも、若いし反省もしているという理由で懲役 12年の求刑に対して懲役 9年の実刑判決を言い渡す鹿児島地方裁判所。
酌量の余地がないのにたったの 9年。どうせ 5年くらいで出てくるんだろう。まさにレイプ魔のパラダイス、ジパングの面目躍如。
しかし、日本では考えられないほど厳しすぎるというか行きすぎというか、完全に法の精神を逸脱しているような判決があったりするのがアメリカ。
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この前にぼんやりと考えたこと
この次にぼんやりと考えたこと